柏島ダイビング3日目。
今日は朝から雨模様。
天気は快晴。
でも風が強い。
朝1本目は、柏島エリアでも風が比較的当たらない民家下ポイントへ。
きれいなソフトコーラルにいるクダゴンベ狙いで潜る。
2本目になると強風で海は波高、大荒れ。
天気はいいのに。
後浜ポイントは白波だらけで全滅クローズ。
柏島の風裏になる「前浜」へ、橋をくぐって行く。
初めてのポイントで期待大だが、ガイド氏は「何もいない」とのこと。
わずか数100m離れただけの海でそんなことがあるのか?
前浜は本当になにもいなかった。
サンゴも少なく、魚もソラスズメやチョウチョウウオが申し訳程度にいるだけ。
ナマコについていたウミウシカクレエビが
大人気だったくらいといえば何もいなさが伝わるだろうか?
海水温度も2度くらい低い。
海流の関係なのか?
海って本当に不思議だ。
改めていつもの柏島ポイントが奇跡の海だと思った。
これで2008年のダイビングは終了。
視力回復手術から復帰後の写真撮影のスランプ。
寒かった青海島、過酷だった竹野。
スランプ脱出にもがき修行を重ねて、なんとか自分の中では克服。
2009年につなげる気力を取り戻した。
来年もいい海を期待したい。
(TK)
クダゴンベ: ついているソフトコーラルが写真に撮ると幻想的で美しい。小さなクダゴンベでかなり敏感。
ナガシメベニハゼ: 体色的にはキンギョハナダイに似ていると思う。
ヒメニラミベニハゼ: シャープアイピグミーゴビーという名前のほうがしっくりくる。
パンダダルマハゼ: サンゴの中をちょろちょろと動き回る。写真ではちょうど2匹が対称で写っている。パンダダルマハゼや、コバンハゼなどのサンゴの中で動き回るハゼなどは数打って当てるしかない。
ウミウシカクレエビ: かなり作為的な写真。ガイド氏がお遊びでトゲトサカを桜の花のようにあしらった。
トゲトサカデッポウエビ: ここからは何もいない前浜の写真。サンゴも少ない中、比較的潮がよく当たりそうな岩のてっぺんに小さなトゲトサカがあって、そこにテッポウエビとナカソネカニダマシがついていた。この小さいトゲトサカで10分以上粘っていた。それくらい他に生物がいないのだ。
ナカソネカニダマシ: タマゴ持っている。なにげに良く撮れてる。被写体の乏しい前浜ポイントで粘って撮った甲斐がある。被写体が少ないと言うことは目移りせずにじっくり撮れるというメリットもある。何事もプラス思考でいけば結果オーライになる。
ウミシダヤドリエビ: いつもは当然スルーするようなウミシダヤドリエビ。
コマチテッポウエビ: ウミシダヤドリエビと同じウミシダにいる。カブトムシみたいに大きい。生物が少ない場所なので宿主が必要な生き物が数少ない宿主に集中するようだ。数は少ないがトゲトサカやウミシダなどをよく探すと、2匹以上の生物がついている。生き物はその場所その場所で必死によりしろを探して生きている。
ウミウシカクレエビ: 後浜ではスルーされがちなエビだが、前浜ではアイドル的存在になる。ダイバーも被写体に飢えているので、たちまちエビにたかって来る。これも自然。生き物の不思議というか、力強さであるなぁと群がるダイバーを見てそう思った。普通に撮っても面白くないのでターゲットライトのみで淡色に撮影。忠実な色ではなくなるが、写真ならではの味わいであったり、肉眼で見るときに近い感じで、これはこれで面白い。2009年は「光」と「色」を意識した画づくりを目指したい。来年の抱負になりそうな一枚になったと思う。