沖縄ダイビング最終日。
本来は恩納村のボートポイントの予定だったが西風強くボートでは楽しくなさそうだと判断。
「いけなくはないけど。。。」というスタッフの言葉だったので昨日の真栄田岬ビーチエントリーに変更。なんといってもオドリハゼを見れていない。
せっかくの沖縄ダイビング旅行の締め日。心残りがあってはならない。
午前7時過ぎには真栄田岬の駐車場に到着。(駐車場は7時からオープン)
まだ車も少なくダイバーも数人しかいない。
オドリハゼを探しにエントリーして左側のツバメの根方面へ。
-13m付近の岩陰にアオウミガメが。
ガイドさんが「真栄田でカメは初めて見ました!」と興奮気味にスレートに書いた。
幸先いいかも♪
一つ目のオドリハゼの穴は不発。二つ目へ。
いた!けどちっちゃい!!!
ものすごく小さいオドリハゼだった。1cmくらいだ。かろうじてオドリハゼと判別できるサイズ。
比較するとエビがでかい。
近寄るとオドリハゼが穴に引っ込もうとするが、エビが巣穴を掘るために出てくるので押し出される感じ。
引っ込もうとするオドリハゼにエビが「もっと出ろ!」とばかりにヒゲでバシッと叩く。
無理やり踊らされている感じで気の毒になるサイズだった。
あまりの可愛さと気の毒感から、妻はこいつに「太郎」と名づけたくらいだ。
その後カメをもう一度見に行く。警戒心もなく岩の表面をかじっている。
至近距離まで寄ってお食事シーンを見た。
その後、アカメハゼポイントで粘って撮影。
1本目は真栄田では超レアのアオウミガメと念願のオドリハゼ、綺麗なアカメハゼの3つで満足。
2本目は-20m付近のハナヒゲウツボ幼魚を見る。
こいつばかりはどこで見ても変わらない。黒いので面白味がない。
ハナヒゲ幼魚をフォトジェニックに撮影するにはどうしたらよかろうか。。。
2本目で特筆すべきはオヤビッチャの産卵シーン。
特定の岩場にオヤビッチャが群がり紫色の卵を産み付けている。
実にドラマティックな光景だった。
生物が輝くのは食事の時と産卵の時、威嚇の時。
必死に命を繋げようとする生き物のシーンは迫力がある。
帰りの飛行機の時間の都合もあり、沖縄ダイビングは真栄田岬の2本で終了。
実に楽しい沖縄旅行だった。
サニーズのガイド、Naoさんは今まで出会ったガイドさんとは一味違った。
「ダイビングのガイド」というよりは「水陸両用のエンターティナー」だった。
生物にも詳しいが、何よりも一緒に潜って楽しいし元気になれる。
リフレッシュもできたし、とてもいい沖縄ダイビング旅行だった。
(TK)
アオウミガメ:
先生「この問題分かる人〜?」
アオウミガメ君「ハイッ!」
アオウミガメ: このぐらい寄れるとストロボの光が届いて色が出てくる。至近距離まで寄れた。ガリガリと岩やサンゴをかじるお食事シーンを見せてもらった。早起きしてほぼ一番乗りした甲斐がある。
オドリハゼ幼魚: エビが巨大に見えるが、相当寄っている。オドリハゼの太郎君(妻命名)は引っ込みたがっているようだが、エビがそれを許さない感じだ。
オドリハゼ幼魚(太郎君を接写): こんなに小さくてもちゃんとオドリハゼの模様になっているし、大きなムナビレでフリフリしている。エビに負けないくらい大きくなって欲しいものだ。
アカメハゼ: 岩壁に突き出たサンゴにいる。このサンゴには数ミリ程度のアカメハゼ幼魚もいるが体が固定しにくい場所なのと小さすぎるのと、けっこうチョコマカするので撮影は諦めた。
アカメハゼ: 絞りを開放にして青抜きしてみた。アカメハゼは青い背景が似合うと思う。
クロユリハゼ: 中層を2匹でホバリングしている。そろり近寄っても一定距離以上近づかせてくれない。ゆっくりゆっくり近寄ってようやく1mくらいまでは寄れた。
ヘラルドコガネヤッコ: 今回の沖縄で見た小型ヤッコは、アカハラヤッコ、ナメラヤッコ、スミレヤッコそして本種。一番多いのはアカハラヤッコだった。ヘラルドコガネヤッコは-20mくらいのちょっと深い所で一回だけ見た。
ベニヒレイトヒキベラ幼魚: スルーしがちだが-12m付近で結構見かけた。成魚を探したが見当たらなかった。このサイズばかり。どこにいるのだろう?
ムナテンペラダマシ幼魚: 12日のレポートではムナテンベラ幼魚の写真を掲載した。これはムナテンベラダマシ幼魚。ムナテンベラに似ているとは思わないが。。。どちらかといえばキンセンイシモチかと思うような体色だ。キンセンイシモチに擬態しているのか?本当にベラはよく分からない。ベラガイドブックを誰か出してください!!
ヘコアユ: ソフトコーラルに完全に入り込んでいる。
フィリピンスズメダイ幼魚: 暗い岩陰にツバメタナバタウオと一緒にいたりする。非常にすばやくて撮りにくい。しかもこの色がカメラのAFを迷わせる。MFではとても追いつかない。置きピンで粘るしかないのかもしれないが、そこまでする時間がない。たまたま明るい場所にいた個体を狙ってなんとかかんとか撮った。撮影難易度的にはルリホシスズメダイよりも高いかも。そこまでして撮っても結果は地味。そういうやつなのでみんなにスルーされ、ガイドさんにもスルーされ、誰にも相手にされなくなってしまったようで、現地サービス(サニーズ)では誰も名前が分からなかった。mixiコミュで質問してやっと名前が分かった。みんなでもっとこいつに注目しよう!バシッと撮ったらキレイだと思うよ。
クラカオスズメダイ幼魚: 浅場には普通にいる。ピンッと立てた背びれがカッコイイ。
ロクセンスズメダイ: 普通にいます。
オヤビッチャの産卵: 普通にいるオヤビッチャだけどこのシーンは迫力があって興奮した。20匹くらいのオヤビッチャがこの岩に集まって順番に卵を産み付けていく。
オヤビッチャの卵: 紫色をしている。福井県越前町でも9月後半になるとオヤビッチャのチビが死滅回遊魚として姿を見せる。この中から日本海に流れていったり、運良く真栄田岬にとどまってこの岩で産卵できるやつもいるかもしれない。そんなことを思うと不思議な気持ちになる。
ハマクマノミ幼魚: サイズとついているイソギンチャクの色が面白い。触手の先手前数センチが白くなっていて絵になる。
サザナミヤッコ成魚: 幼魚は見なかった。
ハナゴイ幼魚: ハナゴイの幼魚と思われる。尾ヒレの先が赤くなっているので悩んだが成長過程ではこうなんだと思う。ハナゴイってストロボ使うとどうしてもギラつくので自然光のみで撮ってみた。晴れててハナゴイが浅場にいないと出来ない。
レモンスズメダイ: 沖縄レポートの締めがレモンスズメダイになってしまったが、これはこれでよし。