Divers team JELLYS 2008年のダイビングレポートと写真

2008/7/12-13 高知県・柏島 Diver:TK・cana

Diving report



毎月潜る!という新年の抱負は4月に脆くも崩れ去り、6月も散った。
仕事に週末を取られ、気がついたらシーズン突入。
セミもジージー鳴いている。
しかも今回を逃すと7月というのに潜れないという事態。
なんでや?
潜らんと精神的に死んでしまうかもしれない。
そしたら何のために俺は生きているのか分からなくなる。
本当は土日、ゆっくり寝たいが気合やー!いったるでー!

という気持ちで柏島。
(もっと気軽に潜りに行きたいなぁ。お気楽ダイバーのはずなのに。。。)

濁りがあり透視度は悪いものの生物はまずまず。
キツイのは海面付近が25度近くあるのに、-15mにサーモクラインがあり一気に2度〜3度ほど下がる。
でもって-25m付近にもう一段のサーモクラインがあり、さらに2度〜3度下がる。
今回の最大水深は40mなので、おそらくその地点では20度を割っていたのではないかと思う。
ウェットだけどもフードは必須。この2段サーモクラインにはヤラレタ。
他のゲストさんたちはフードなしでよく耐えていたと思うよ。。。

初日3本目。
ついに来るときが来てしまった。
2段サーモクラインでお腹が壊れてしまった。
ダイブ後半とはいえ、まだ潜水途中。
ガイドさんにハラがオカシイとハンドシグナルをしたところ、ボート下まで案内され先に上がっていろとのこと。
ガイドさんは他のゲストのところに戻っていった。

違う。ボートに上がりたいわけではない。ハラを下しているのだ。しかももう出そうだ。
どうあがいても港まではもたないこと俺の直腸が告げている。
しかもダイブ後半。ボートのハシゴに捕まって出している所に、ゲストが帰って来たら。。。
ゲストもイヤだろうし、そんな醜態を晒す訳には断じてイカン!!
ここは決断のしどころだったが、水中脱糞を決意。

残圧確認。90。ヨシ! 深度-10m、減圧停止時間にも余裕あり。ヨシ!
ゲストがこなさそうな岩陰、ヨシ! 透視度6m、周囲に人影なし。ヨシ!

まずはカメラを置く。ウェイトベルトを外し首に掛ける。BC内のエアを全て抜きマイナス浮力を確保。
水中BC脱衣。ウェットスーツを膝まで脱ぐ。
ああっ。。。イカン!もう悪魔の顔が門から見えた。。。急げ!!
水着を膝まで下ろして悪魔を海中に放出!コノヤロー!てめえのせいで、俺はっ!
奴を拡散させるべく手で水を仰ぎできるだけ遠くに追いやる。
落ち着いたところで水着を着なおして、ウェットを腰まで履く。
ウェイトベルトを巻きなおし、上半身は素肌のままでBCを着る。
カメラを手に持ち、後は安全停止で浮上するのみ。

浮上し始めると透視度がますます悪い。どうやらちょっと流されているらしくボートは見えない。
安全停止後、海面に出るとボートから50mは流されていた。
手を振ると迎えが来た。
他の都市型ショップのチームも流されて拾われていた。
エキジットの時、俺が上半身裸でBCを着ているのを見て全てを理解したガイドさんとゲストさん。
そうだよ。悪魔祓いの儀式をすませてきたのだよ!
みんな。お腹は冷やさないようにしようね。(苦笑)

そんなトラブルもあったし、ガイドさんにも心配をかけたけれども楽しい2日間だった。
久しぶりに心からリフレッシュできた感じ。



(TK)



  Data

  • 現地サービス:Paradi
  • 潜水ポイント:民家下・ストーンウォール・後浜2・3・7
  • 天候:晴れ
  • 海況:濁りあるが穏やか
  • 気温:30-33℃
  • 海底水温:21-25℃
  • 透視度:5-10m
  • 最大水深:40m
  • 潜水時間:平均60分程度
  • スタイル:ボートダイビング
  • スーツ:ウェットスーツ(フード着用)

  • Diving photo&comment


    ハクセンアカホシカクレエビ

    シテンヤッコ幼魚

    ヒトデヤドリエビ

    イソコンペイトウガニ

    キツネメネジリンボウ

    フタスジタマガシラ

    ホムラハゼ

    モンハナシャコ

    イソカサゴの捕食

    クダゴンベ

    アシボソベニサンゴガニ

    フタイロハナゴイ

    ジャパピグ

    オオメハゼ

    アミメハギ極少

    ネジリンボウとヒレナガ

    ヒメニラミベニハゼ

    フリソデエビのちびっこ

    アワイロコバンハゼ

    ハナゴンベ

    スケロクウミタケハゼ

    パンダダルマハゼ
    ハクセンアカホシカクレエビ: イソギンについてたが、ピンッと飛んだ。飛んだところをゲキシャ。

    シテンヤッコ幼魚: 通称、麻呂ヤッコ。かわいいシテンヤッコのかわいい幼魚。幼魚のうちは目の上の黒点が線になっているんだね。

    ヒトデヤドリエビ: こういう写真ってヒトデの色がキレイだとキレイに撮れる。

    イソコンペイトウガニ: この写真の中に甲殻類が3匹いる。イソコン。イソコンに乗っかっている透明なエビ。写真の右下には極少ヤドカリが。。。

    キツネメネジリンボウ: 相変わらず地味だけど、レア種なんだよな。君わ。毎回見てると珍しく思わなくなってきたよ。柏島恐るべしやな。

    フタスジタマガシラ: 地味に見えるけど写真に撮ると味わい深い体色。

    ホムラハゼ: いると思っていなかった岩の隙間からちょろっと顔を出して俺が一枚写真を撮ったら奥に入ってしまった。前回も思わぬ場所でホムラを見ている。絶対に柏島でホムラハゼは繁殖していると思う。

    モンハナシャコ: いつぶりだろう。君を撮ったのは。ソフトコーラルが横にあったから気になって撮ってみた。

    イソカサゴの捕食: 後浜の浅場でガレた岩をめくるといろんな生物がいる。多いのがチュウコシオリエビなどの小さい甲殻類。めくったらチュウコシオリエビがピピッと跳ねて、そこにたまたまいたイソカサゴが瞬時に捕食。魚の反射神経ってどれだけ素早いんだろう??写真ではクチからハサミ脚が出てるのが分かる。

    クダゴンベ: なかなか動き回ってくれたので、撮りにくいったら。。。

    アシボソベニサンゴガニ: 威嚇しているのか?グァーってハサミを広げている。

    フタイロハナゴイ: 大好きなフタイロハナゴイ。この体色がたまらなく好き。

    ジャパピグ: いつも見てるし撮ってる。固体によって頭にツノみたいなのつけてたりするね。

    オオメハゼ: 水玉模様のベニハゼ。オシャレ。

    アミメハギ幼魚: アミメハギの幼魚ってかわいいけど、これはまた特別小さい。幼魚というかプランクトンと幼魚のギリギリのラインではないかとさえ思ってしまうが、居場所がかわいらしくて撮ってみた。

    ネジリンボウとヒレナガネジリンボウ: 同じ巣穴に種類の違う彼らが同居。写真的には「青抜き」ならぬ「ヒレナガ抜き」。

    ヒメニラミベニハゼ: いままではシャープアイピグミーゴビーで通ってたけど、このたび和名がついたらしい。シャープアイのほうがなじみがあるんだけどな。

    フリソデエビのちびっこ: ちいさいフリソデエビ。2cm弱くらい。紫色のカイメンの上にいて可愛らしい。

    アワイロコバンハゼ: サンゴの中をちょろちょろするので、撮りにくい。ちなみにこの撮影後に腹痛がきました。。。

    ハナゴンベ: もうちょっと小さいほうが発色もいいし、ヒレも長くてかわいいのだけど。

    スケロクウミタケハゼ: ソフトコーラルがキレイかどうかで決まるね。久々に撮った。

    パンダダルマハゼ: ちっちゃいなー。2cmないよ。こいつ。

    (撮影・コメント:TK)

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